メニエール病
体の平衡感覚をつかさどる内耳にリンパ液が溜まってしまう疾患です。
片側耳の難聴・耳鳴・耳閉感と回転性めまいの症状が現れ吐き気を伴うことがあります。
一旦症状が治まっても再発することがありその再発を繰り返すことで聴力が徐々に低下することが特徴です。
30~40歳代の働き盛りの年代で発症することが多く、その誘因としてストレス・睡眠不足・過労・自律神経のバランスの乱れが考えられており、その予防にはストレスの解消・十分な休養が大切です。
まず眼振検査・聴力検査を行い、さらなる精査が必要と判断した場合連携医療機関(東大病院・日本医大病院等)に紹介させていただきます。治療は利尿薬・抗めまい薬・内耳血流改善薬・ビタミン薬などによる内服治療を行います。